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論文

Kinetics of carbon transfer governing compatibility between uranium carbide and stainless steel bonded with sodium

西尾 軍治; 下川 純一

Journal of Nuclear Materials, 47(1), p.87 - 94, 1973/01

 被引用回数:5

この研究は、炭化物系燃料とステンレス綱の両立性を支配する炭素移行現象の機構を解明するため遂行した。Naが充填されたNiカプセル内に$$^{1}$$$$^{4}$$CでラベルしたUC燃料とステンレス綱を挿入、その系を750$$^{circ}$$Cで加熱、適当な時間間隔で取り出した綱中の放射能を測定、綱内に浸炭した$$^{1}$$$$^{4}$$Cの濃度分布を求めた。浸炭現象に起因した濃度分布式は、炭化物燃料から綱への炭素の移行が『燃料内UC$$_{2}$$中の炭素のNaによる溶解』による脱炭現象とステンレス綱の浸炭が『炭素原子の粒界拡散』によるものとしたモデルより求められた。実験から得られた$$^{1}$$$$^{4}$$Cの分布値は、このモデルより計算した値と比較的良く一致し、この結果から燃料の脱炭速度が鋼の浸炭の度合を律していること、また鋼の浸炭は、粒界にそって生長してゆくことがあきらかとなった。

報告書

Kinetics of Carbon Transfer Btween Uranium carbide fuel and stainless steel bonded with sodium

西尾 軍治; 下川 純一

JAERI-M 4438, 14 Pages, 1971/05

JAERI-M-4438.pdf:0.42MB

この研究は、炭化物燃料とステンレス鋼の両立性を支配する炭素移行現象の機構をあきらかにするために行なうためのものである。Naが充填されたNiカプセル内に$$^{1}$$$$^{4}$$CでラベルしたUC燃料とステンレス鋼(AISI304)を挿入、その系を750$$^{circ}$$Cで加熱、適当な時間間隔で出された鋼中の放射能を測定、鋼内に浸炭した$$^{1}$$$$^{4}$$Cの濃度分布を求めた。浸炭現象に起因した濃度分布式は、炭化物燃料から鋼への炭化の移行が「燃料内UC$$_{2}$$中の炭素がNaによって浸出される」という、いわゆる脱炭機構とステンレス鋼の浸炭が「炭素原子の粒界拡散に基く」という拡散機構を結合したモデルから求められた。実験から得られた鋼中の$$^{1}$$$$^{4}$$Cの分布値は、このモデルより計算した値と比較的良く一致し、この結果から、燃料の脱炭速度が鋼の浸炭の度合を律していること、また鋼の脱炭相は、粒界にそって生長してゆくことがあきらかになった。

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